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折り返しを過ぎたところで、2ページ目に入る。
6個目以降のキーエンブレムを求めて、再び五大陸を回る。

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さらに5個のキーエンブレムを集めに、新たな旅に出よう。
今度は五大陸の城下町が目的地となる。
列車の駅はあるが、それぞれエピソードクリアまで利用できない。
つまり、初回は歩いて来るしかないってわけだ。

前半と同じく、挑む順番は任意。
公式サイトでパーティメンバーの情報を得ているが、まだマイユとラグアスが登場していない。
その2人と会えそうな、オーガとプクリポのエピソードを優先するべきだろう。
それと、前半は最初がウェディだったので、今度は最後にする。


というわけで、プクランド大陸・メギストリスの都にやってきた。

DQ10-44

この都も楽しそうだ。
名物はメギス鶏の唐揚げだという。プクリポが作る料理だけあって、盛り付けにも楽しさが現れている。

また面白い話としては、プクリポの全力疾走をプクダッシュというらしい。
「魔瘴が見えたらプクダッシュで逃げましょう」と、城の救護室のポスターに書いてある。

外見が人間に戻ったので、美容院に行ってみる。
1回1000Gで、外見のキャラメイクをやり直せる。
しかし、これだと思う顔のパターンが無い。結局変更はしなかった。
ちなみにスタイルを変更するかにYESと答えると、男性用の顔や髪形が選択肢に出る。


城に入ろうとすると、先客に1人のプクリポがいる。
なんとフォステイルだ。500年前から生き続けているのか?

DQ10-45

プクリポとしては希少なイケメンだ。
CVはイレブンと同じ斎賀みつきさん。
このエピソード中にゲスト扱いで一時同行する。戦闘ができるが戦う機会は無かった。
Lv32で、おそらくは呪文の使い手だろう。


このプクランド大陸は魔瘴の被害が多く、プーポッパン王は魔瘴封じの儀式を行おうとしていた。
しかし、この儀式は行う国王自身を犠牲とする。
魔瘴に詳しいという側近のイッドが止めても、聞きそうにない。
どのみち王はもう長くないのも理由のひとつ。
視察に行った時に魔瘴にかかり、すっかりやつれている。
昔は一流のメギストリス流剣術の使い手だったとか。

儀式を行う場所は、都から近い風車塔だ。
魔物がいるというので、城から派遣された討伐隊とともに片付けに出向く。
普段は有名な観光名所のようだ。
武器防具屋もあり、キーエンブレム4個の時よりさらにランクの高い装備が店頭に並ぶ。

ここにはレシピが無いため(あってもレベル不足で作れないだろうが)、買うしかないが
物語も後半に入る頃、武具の価格はかなり上がっている。
特に防具は上下セットで9100G、頭装備も揃えるとさらにかかる。
ここではスピカにまじないしのローブを、ダストンに魔法の鎧を買った。


先に進む前に、逃さずこなしておきたいクエストが2つある。
まずは、この城にいる鍵職人のクエスト。
渡された小箱には、こんなメッセージが刻まれている。

「うるわしき女王の統べる白亜の城の南 朽ちたる柵を越えゆけば 水晶のごとく麗しき蒼い肌の魔女が手招きす」

城はすぐにわかったが、場所とターゲットの特定が難しかった。
看板があるが、今回の目的はそちらではない。
そして、正解のターゲットはクリスタルハンド。うみぼうずではない。

このモンスターを仕留めた上で、職人のもとに戻ると箱を開けられる。
箱自体は空だが、クエストの報酬は職人からもらえる。

ねんがんの とうぞくのカギを てにいれたぞ!

これで、アストルティア各地の黒い宝箱を開けられる。
今までかなりの数を見かけたため、回収しに行くのも大変だが。
過去のオーグリード大陸にもあったため、いずれまた行くことになるだろう。
その時は、お宝探しの鈴を多めに持っていこう。


もうひとつは、2度目の道具袋の拡張だ。
今回は、ラーディス王島のマッドルーパーを狩る。マッドレザーが2枚必要だ。
攻撃力200からの攻撃と、全体に80ダメージのサンドブレスを使う。
2体はきついので、逃げるを駆使して単体に狙いを絞る。

守備力も200前後あり、ヒューザの攻撃が15ダメージ程度しか通らない。
ダストンのバイシオンとルカニで通りをよくするのもいいが、スピカの暴走ヒャダルコで160ダメージを重ねる方が早い。
前衛はダメージよりも1回休みを狙う。
ヒューザのたいあたりは、他DQとは効果が異なる。1回休みの付いた単体攻撃だ。
ダストンも、キャンセルアタックで1回休みを狙う。

強いだけあって、1体で経験値が1544も入る。
あまり狩り過ぎるとレベルが過剰に上がるため、稼ぐのは程々にしておきたい。


準備ができたら、風車塔に入る。
途中にモンスターはいない。このエピソードはボス以外と戦う機会が無い。

儀式の間で、2人の兵士が突然の裏切り。イッドが呼んだ兵士だ。
タナト&ヒプノスという、2人組の刺客として正体を現す。
短剣の特技、タナトスハントとヒュプノスハントを連想させる。
ここに魔物が出るという噂自体、彼らの作り話だった。

DQ10-46

後半のエピソードでは、仲間達も話に加わる。


今作では初の、2体組のボス戦。
名前からして状態異常を使ってきそうだが、その予想は当たっていた。
しかし問題は、タナトが使うのが毒などではなくザラキだということ。その恐ろしさは改めて説明するまでもない。
一方のヒプノスは、名前から連想できるラリホーマを持つ。
ザメハならダストンが習得しているが、今作では一度に1人しか起こせない点に注意。

幸いにして、どちらもマホトーンが有効。
呪文の暴走は攻撃補助にも乗り、成功率が上がる。暴走マホトーンなら、このボスにも高い確率で通る。
ザラキ以外に範囲攻撃は持たないため、呪文さえ封じれば恐れることはない。

DQ10-47

ここで「ぐふっ」の登場だ。


魔物がいると聞いていたが、報告と実態にずれがあった。
だが黒幕が側近のイッドとあれば、話は簡単ではない。
報告のため城に戻るが、案の定追い出される。

再び会ったフォステイルとともに、アルウェ王妃のノートを探す。
リンクル地方にある別荘で、不思議な扉から王妃の過去を見る。

オルフェアの町で聞いた通り、アルウェ王妃はナブレット団長の妹だ。
今回は、悪魔ザイガスと15年後の契約をした後の話になる。

あの後で2つ目の願いをノートに書き、ラグアス王子が誕生する。
母譲りの予知能力を持っているが、父親――つまりプーポッパン王は予知が嫌いらしい。
そのため、父子の仲はあまりよくない。

アルウェ王妃は、その時が来ればノートを譲るとラグアスに約束する。

DQ10-48

DQ10-49

ぷくぷくしててかわいい・w・

このノートに3つ目の願いを書くと、その者は滅びるという。
それを知りながら、なぜ書いたのか……?


とにかく、ノートの今の持ち主はラグアス王子だ。
母が急逝したことも事前に予知していたのだが、それにより父との関係も完全に悪化。
以来、王子は自室に引きこもっているという。

ところが、ラグアスは実はすぐ近くにいた。
プクランド大陸の危機を解決すべく、憧れのフォステイルに変身していたのだ。
なぜ500年前の英雄が今も生きているのかと思ったが、こういうわけだった。

DQ10-50

びっくりフウラ。言動がひとつひとつストレートだ。


そしてやはり、イッドは魔族のスパイだった。
偽の討伐隊を派遣したのは、風車塔での儀式の効果を反転させるため。
この状態で儀式を行えば、大陸全土に魔瘴が広がる。

ラグアスとともに、魔軍師イッドを討伐する。

メラゾーマ、ラリホーマ、ひかりのはどう、いてつくはどうなど、これまでになく多才なボスだ。
指パッチンは全体に50ダメージに魅了の効果。
これも回復手段はダストンが持っている。ガラクタスキルの「ポンコツなで」を使おう。
ダストン自身が魅了にかかった時が問題だが。
杖を装備しているため、通常攻撃にはMP吸収の効果がつく。

マホトーンも効くが、暴走しないと通る確率は低い。
成功率はおそらく攻撃魔力も影響するだろう。
フウラもマホトーンを習得しているが、できればスピカが使いたい。
魔法使いを選んでよかったと度々思う、このDQ10の冒険である。
両手杖スキルでフウラも暴走魔法陣を習得できるが、回復を担う彼女にマホトーンを使う余裕はあまりない。

とはいえ、メインアタッカーを担うスピカに任せると火力が大幅に落ちるわけで。
暴走メラミで170、ドルクマなら200ダメージは与えられる。
一方でヒューザの攻撃は、バイシオン2回ととルカニを使って110。
攻撃呪文を使う回数が減ると、長期戦が避けられなくなる。

ゲストのラグアスは、ベホイム、マホトーン、スクルト、魔法の聖水などで回復サポートを主に行う。
攻撃手段はバギくらいで、暴走しても50ダメージと当てにならない。
彼が回復してくれるのを期待して、スピカとフウラは攻撃に回る。

DQ10-51

最後はラグアスの通常攻撃で決めた。


ラグアス王子に残された、ノートに願いを書く権利は2回。
1回目はフォステイルに変身して使った。
まずはプクランド大陸の魔瘴を消す。
問題は次だ。3つ目の願いを書いた者は滅びるという。
それでもラグアスは、父を救おうと願いを書こうとするが――

母はこれを予期していた。
3つ目の願いは「ラグアスが3つ目の願いを書こうとした時、ノートが消えますように」。

DQ10-52

すごく無邪気な口調と顔だ。


城に戻ったラグアス王子は、両親の跡を継いで国のために尽くす事を決意する。
それには、冥王ネルゲルを討伐することも含む。
つまり、ラグアスが仲間に加わる。
城を空けることになるが、伯父のナブレットが仕事を代行するという。

紫のキーエンブレムをもらって、メギストリスの都のエピソードはクリアだ。


ラグアスはおそらく13~14歳。今作のパーティでは最年少かそれに近い。
フウラは同じくらいか、少し年上だろう。
というわけで、こんな会話が。

DQ10-53

初期Lvは33で、経験値も10万近くに達している。
次のレベルまで400程度しかないが、これはボス戦でラグアスも経験値をもらっているということか?

ベホイム、ザオラル、スクルトなどの呪文を持つ、専業のヒーラーだ。
ベホマラーもLv35で習得できる。すぐだろう。
仲間も増えて入れ替えが解禁されたことだし、攻撃も任せるより回復役としての役割を最優先して育てよう。

武器は、スティック、槍、弓から選ぶ。盾スキルも習得できる。
回復特化なら、盾を持てるスティックだろう。
しかし、スティックにはキラキラポーン以外に欲しい特技が無い。弓とのスイッチにする。
SP1でマジックアローだけ習得した。これが予想外に強力な特技だったとは、この時のBlackはまだ知らない。

26:03
スピカ:Lv30 ヒューザ:Lv29 フウラ:Lv29 ダストン:Lv27 ラグアス:Lv33



[#11] 10/01

先に進む前に、職業クエストをやっておこう。
Lv10から5レベルごとにクエストが発生し、Lv30になれば完結させることができる。
報酬は公式イラストで着ているのと同じ装備、それを鍛冶で作るためのレシピ、必殺技をひとつ、そして銀のスキルアップパネル。
全5話の長編クエストなので大変だが、それに見合う報酬だ。

魔法使いの場合、習得できる必殺技はミラクルゾーン。
一時的に消費MPが0になる。


クエストは港町レンドアが基点となる。
魔法使いが泊まると謎の声がするという、いわくつきの宿だ。
毎回泊まる必要があるため、地味に金がかかる。

途中で捨てられた城に行く機会がある。
昔のカミハルムイ城のようだが、どうやら昔何かあって城を移転したらしい。

最終回では、メギドロームとのボス戦。
デスマエストロの色違いだ。魔力覚醒を交えながら、メラゾーマを主力に2回行動する。

ここでひとつ、新戦術を使おう。
ラグアスのマジックアローは、単体に攻撃とともに呪文耐性を2段階下げる。成功率が非常に高い。
スピカが暴走魔法陣、フウラが神秘の風を使って準備完了。
この状態でメラミやドルクマを撃てば300~400、暴走すると600ダメージ以上も狙える。
盾装備に切り替え、アイギスの守りを使ったラグアスが回復を引き受ければ安全だ。
4枠目は、現在のところはヒューザを。やいばくだきで攻撃力を下げ、たいあたりで1回休みを狙う。

この呪文シフトが、これから当面のメイン戦術になるだろう。
まずはメギドロームをあっさりKO、この長編クエストをクリアした。


寄り道を済ませたら、7個目のキーエンブレムを入手しに行こう。
目的地はオーグリード大陸、ガートラント城下町だ。
こちらの国も強い兵士が揃い、精鋭のパラディン部隊を擁する。
条件が揃えば、主人公も転職できるのだろう。今作では、戦士と僧侶の経験が必要だ。

ここで起きている事件は、強い者が突然いなくなる。
アロルド、マイユという2人組のオーガと協力し、事件の真相を探る。
会っただけで、ヒューザは彼らの腕前を察知する。かなりの実力者だ。


ボス戦は2回。いずれもマイユがゲスト加入する。
Lv30で格闘術の使い手、戦闘はせいけんづき一辺倒。
バイシオンとルカニを使えば、安定したダメージ源になるだろう。
しかし、何も使わないと20~40程度しか火力が出ないが。
呪文シフトだとダストンをリザーブに回すため、ここでのマイユは今ひとつ活躍できなかった。

1戦目は妖魔ジュリアンテ。海賊のアジト跡で、誘拐したパラディン隊を監禁している。
鞭を装備し通常攻撃が全体に入る他、110ダメージの双竜打ち、零の洗礼、それにメラミを使う。
他には、魔女のまなざしで魅了をかけてくる。
対策はダストンのポンコツなでの他、スピカもツッコミを習得した。
旅芸人Lv11で覚えられ、他職でも使用できる。

しょせんは1回行動なので攻撃はゆるく、魅了でかき回されなければ余裕で勝てる。


そして2戦目は、賢者――いや、呪術師マリーン。ジュリアンテの姉でもある。
メギストリス城のエピソードに続いて、城に刺客が入り込んでいた。
賢者というにはずいぶん大柄で悪顔だ。

ガートラントで強い者を集めていたのは、私兵団を作るのが目的だった。
魔瘴石のネックレスで、グレン城のバグド王に戦争をさせようとしたのもこの姉妹だ。
また、転生した人間を探してもいる。

DQ10-54

DQ10-55

DQ10-56

グロスナー王自ら斬りかかる。ガートラントの王だけあって、若い頃は優秀な戦士だったのだろう。
そしてマイユも。加入エピソードの時のフウラもそうだったが、女子ならではの強さを感じさせる。
ボス戦前のイベントでも、見事なクリティカルヒットを決めた。


呪術師マリーンとの決戦の地は、古代オルセコ闘技場。
広く入り組んだ、しかも道幅の狭いダンジョンだ。
ここをノーエンカウントで踏破できれば、優秀な敵シンボル回避術の持ち主と言っていい。
Blackは3回ほど回避に失敗した。
画面を切り替えた直後、数秒ほど敵シンボルがいるのに画面に表示されない時間がある。それに要注意だ。
あえて敵に見つかって釣り出すことで突破ルートを作り出す手も、ここでは要求される。

DQ10-57

メタルブラザーズと会った。しかしメタル狩り手段を持っていない。

ここに限らず、今作ではダンジョン内の仕掛けという物はほとんど無い。
元がオンラインゲームだから、作れなかったのだろうけど。


闘技場で、呪術師マリーンとのボス戦だ。

DQ10-58

ゲストが入ると、スピカが中央に来るのがナイスだ。
ちょうど女3人が隣同士になる並び順でもある。

こちらは後半のボスにふさわしく、完全2回行動を行う。
通常攻撃、痛恨、ギガントハンマー、ルカナン、ひかりのはどうを使用。
痛恨は190ダメージ前後で、全体攻撃と同時に来ると受けられない。
他には、「いただきボール」で相手1人を一時的にバトルから除外する。

ここも呪文シフトで攻め込む。
痛恨と通常攻撃が集中してスピカが倒されるも、ラグアスのザオラルが一度で成功しすぐ立て直す。
ザオラルの成功率は昔は50%だったが、時代とともに上昇している。
オンライン版での話だが、今作では回復魔力が280に達していればザオラルが100%成功するらしい。
僧侶をやっているなら、意識したいラインと言われる。

Lv32に達したスピカはヒャダルコとイオラも習得したが、単体火力ならメラミが一番だ。
ここでの最大は712ダメージ。暴走するかは運だが、2ターン目からこの大火力を狙える。
フウラのドルクマも合わせれば、1ターンで1300ダメージまで与えられる。


どこからともかく現れた旅芸人ピュージュは気になるが、これでガートラント城の事件は解決だ。
赤のキーエンブレムを授与され、さらにマイユを仲間に迎える。

マイユの装備武器は、棍か爪の2択。
この先も低レベル進行で行くなら、手数より一発を重視して棍がよさそうだ。
すぐに氷結らんげきを習得できる。
あとはパワフルスキルにSPを回す。すぐにロストアタックを覚えられる。
ツッコミや、その全体版のエンドオブシーンも欲しい。

実は格闘も有力な選択肢で、SPがあれば合計で攻撃力+150のパッシブ強化が得られる。
範囲攻撃の特技は無いが、単体火力に特化するなら有用だろう。

おまけ。このエピソード中のみ、6人全員をフィールドに出すことができる。

DQ10-59

30:58
スピカ:Lv33 ヒューザ:Lv31 フウラ:Lv31 ダストン:Lv30 ラグアス:Lv35 マイユ:Lv30



[#12] 10/03

続いての目的地は、カミハルムイ城。
いたスト30thで出典マップのひとつに選ばれたため、その時訪れたことがある。
春には桜が咲く。おそらく花見の名所として有名なのだろう。名物は桜餅だ。
南北に分かれるほど大きな城下町で、木工ギルドの本部もある。

DQ10-60

城下町の酒場。日本風の宴会場のようだ。
城の庭にはバショオという旅の俳人もいる。

エルトナ大陸出身のフウラも、この城下町には初めて来るようだ。
しかし、このエピソードに登場するキュウスケは彼女の学友らしい。
主人公エルフで物語を始めれば、その辺もっと見ることができるか?


今回の話のキーポイントは、50年前に現国王ニコロイの家族が謎の死を遂げたという事件。
姉のリタ姫が乱心して一家心中を図ったという噂になっており、城では姫は「名前を呼んではいけないあの人」扱い。
真相を解明する国王に協力する形で、エピソードが展開される。

事件の現場は、捨てられた旧カミハルムイ城。
魔法使いの職業クエストで一度訪れたので、ルーラですぐだ。
今の場所に城を遷したのも、その事件がきっかけだという。


城で見た幻影では、アグシュナ王妃は暗黒大樹の葉を求めていた。
使ったらろくでもないことになりそうだが、話を進めるためなら取ってくるしかない。
大陸の西端、呪われし地にある。
毒の沼に踏み込んだら全員が毒にかかる。キアリーならラグアスが持っているが、MPを12消費する上に面倒だ。
地面をよく見て、確実に回避して進む。
木の上にいる敵シンボルはかわせない。2回だけ戦って行った。
崖の途中にある宝箱も要チェックだ。


暗黒大樹にたどり着くと、3体組の番人が現れボス戦に。
3体なので1ターンで3回攻撃される。これだけで手強い。
通常攻撃の他、ボディプレスとドルクマで攻撃する。いずれも100ダメージ前後。
3体に集中攻撃されれば一気に倒されかねない。

いや、攻撃役のスピカやフウラは2発も受けられるかあやしい。
怒り状態になって狙われるときつい。
ダメージ効率ならイオラとバギマでまとめて叩く方がいいが、怒り状態になるタイミングをずらすために
あえて単体攻撃のメラミやドルクマを交えると安全かもしれない。
効くのかはわからないが、こういう時にラリホーマがあったら使っていた。

呪文シフトで行くなら、スピカ、フウラ、ラグアスの3枠は確定。
4人目は流れのままヒューザを出したが、ここはマイユの方が好相性だ。
すぐに習得できるロストアタックで、敵の怒り状態を解除できる。
やいばくだきは相手3体なので気休めにしかならず、たいあたりで1回休みを狙おうにも効きづらい。

だがこの戦法をメインにすると、ダストンにどんな役割を振るかが悩みどころ。
どうぐ倍加術がパッシブならアイテム係になれるのだが。
実際は「1ターン使って道具効果を倍にする効果をかける」という仕様。これでは遅い。


もうひとつここで気になったのは、素早さ……というより味方の行動順。
主砲のスピカが攻撃を始める前に、ラグアスのターンが1手か2手かで動きやすさが変わる。
2手あれば初手スクルト、2手目マジックアローとすることで敵の攻撃にも備えられるのだが。

ちなみに、素早さを大幅強化する定番アクセの星降る腕輪はまだ入手できていない。
というより、装飾品自体ほとんど手に入っていない。
しっかり効果がある物を入手する方法が、メダル交換くらいしか無さそうだ。
インテリの腕輪を1個だけ交換し、スピカが装備している。


暗黒大樹の葉を持ち帰った後は、ニコロイ王とともに再び旧城へ。
ここからはキュウスケがゲスト加入。Lv40で、おうぎのまいとピオリムを得意とする。

50年前リタ姫に殺されたと思われたアグシュナ王妃は、ここに封印されていた。
だが、それより前に影武者に入れ替わっている。
こんなあやしい物を要求するあたり、何かあるとは思っていたが。

この影武者――怪蟲アラグネは、エルトナの聖地の力を得るべく
アグシュナ王妃に成りすまして好機を待っていた。
しかし聖地と通じ合える「白き者」のリタ姫だけは、この入れ替わりに気付いており
たかが小娘と油断した隙を突かれ、50年も封印されることとなった。


というわけで、ボス戦。
DQ11でも似たようなボスに会っている。
戦術も似ており、通常攻撃を軸にしつつルカナンやボミオス、呪縛糸といった補助技も使う。
特に呪縛糸は高い確率で全員が1回休みになる。
敵は単独だが2回行動のため、1手を与えてしまうことになる。

後半に入って、ほとんどのボスがいてつくはどうを使う。
しかし、暴走魔法陣は解除されない。神秘の風と併用すれば、1ターンで攻撃の準備が整う。
単純な火力に加えて、攻撃力上昇はバイシオンで1人ずつにしかかけられないので
やはり呪文シフトを攻撃の基本にする。

また、前衛を入れ替えながら戦う手も導入。
ヒューザのやいばくだき、たいあたり、マイユのロストアタックを状況によって使い分ける。
攻撃する余裕はあるが、補助無しでは氷結らんげきが90ダメージにしかならない。

一方で、呪文による最大ダメージは更新に更新を続けている。
ここでは神秘の風×2、呪文暴走、敵にマジックアローの状況で、メラミで912ダメージを叩き出した。

DQ10-61

これが今回の旅で記録した最大ダメージだ。

なかなかの強敵だったが、一度で勝利。
城に戻り、桜のキーエンブレムをもらってエピソードクリアだ。


おまけ。聖地でゾワゾワって……。

DQ10-62

33:20
スピカ:Lv34 ヒューザ:Lv32 フウラ:Lv32 ダストン:Lv31 ラグアス:Lv36 マイユ:Lv32



[#13] 10/05

9個目のキーエンブレムを求めて、一行はドワチャッカ大陸のドルワーム城に来た。
道も建物も石でできており、木造が主体のエルトナ大陸とは大きく異なる建築様式だ。

この街の特徴は、古代文明の遺産らしいエレベーターやワープ装置などの「神カラクリ」。
ダストンすら見事は見事と認める代物だ。
動力源には太陽の石を使っている。

国王のいる水晶宮には王立研究院があり、優秀な研究者が集まっているようだ。
ここで賢者への転職もできる。魔法使いはLv30に達しているので、あとは僧侶の経験を積めば。
しかし、賢者に至る道はそれだけではない……?

水晶宮自体も、DQの王城としては珍しい6階建ての高層城だ。
5階には空中庭園があり、天井があるのにルーラで頭をぶつけない。
研究で作り出された、特殊な天井らしい。

DQ10-63

こんなさり気ない場所に宝箱があるのも、3DになったDQではよくある。
タルやツボもおそらく取り逃しがありそうだ。


しかし太陽の石が数十年ほど採掘できておらず、ドルワーム王国はエネルギー問題に直面している。
これを解決するための実験に立ち会うところから、今回のエピソードは始まる。
話自体は岳都ガタラとの関連は少ないが、怪盗ポイックリンことチリが今回も登場。

実験を行うドゥラ院長は、16歳にして研究院のトップを務める。
そしてその実験は、魔瘴石を太陽の石に変換するという錬金術だった。

材料の魔瘴石は、カルサドラ火山で発掘する。
火山だけあって、ヒートギズモやキラートーチなど炎属性のモンスターが揃う。


このエピソードも、ボス戦は2回。
まずはカルサドラ火山で、ましょううお2体とバトルだ。
魔瘴らしい色のオオサンショウウオである。

2体で現れ、ボディプレス、はげしいほのお、猛毒の霧を使う。
通常攻撃のダメージは100ほど。
猛毒は1ターンで50ダメージと結構重く、使用頻度も高いので治してもキリがない。
とはいえ大して強くはなく、いつも通りの戦術で勝てる。

DQ10-64

ダブルでゾロ目。珍しいこともあるものだ。

ここでは、ルナナという冒険者が強引に同行。
Lv40で鞭を装備し、攻撃を主体とする。
高飛車で私利私欲に走りがちだが、戦闘では必要なら上薬草を使ってくれる。
猛毒ダメージでスピカが倒されそうなところを、これで助けられた。


ところが、ルナナ達が火山で手に入れた巨大魔瘴石はとんでもない代物だった。
かつてドワチャッカ大陸に現れた、天魔クァバルナという強力な魔物を封じている。
あまりの強さに、魂と肉体を分けて封印したという。
この魔瘴石には魂の方が封じられていた。

体の方は、大陸の西端にあるボロヌスの穴にある。
かげのきし、ヘルゴーストなどが出現し、敵シンボルを回避しにくい。

今度はドゥラ院長が同行。Lv41で、スクルト、ピオリム、上薬草を使う。
ブーメランで攻撃もするが、サポートに徹してもらう方がありがたい。


ここで悩んでいるのが、最近は装備を強化できていない。
後半に入ってから、武器屋と防具屋に新たな装備が入荷しないのだが
中級から上級の装備は鍛冶で作るしかなさそうだ。
中級装備のレシピはメギストリスの都で購入できる。

上級の武器はカミハルムイ城下町の木工ギルド、防具はドルワーム城下町の防具鍛冶ギルドでレシピが販売されている。
が、要求レベルが問題だ。武器はLv40、防具はLv42以上が必要になる。
レベル上げせずに進むと、装備を強化することもできない。

さらに、手持ちの装備を打ち直すのも制限がある。
打ち直しもレシピが必要な上に、要求レベルもしっかり適用される。
うちなおしの宝珠も、店売りされているのを見たことがない。

DQ11以上に、低レベルで突き進むのが難しくなっている。
限られた装備で、この終盤戦をどう乗り切るか……考えどころだ。


ver.1屈指の強ボスと名高い、天魔クァバルナ。
400はあろうかという攻撃力からの一撃は、160ダメージを与える。
さらに、メラゾーマ、ドルモーア、イオナズン、いてつくはどうを使う。特にイオナズンは全体100と強烈だ。
これに通常攻撃を合わせられたら、後衛は簡単に倒される。
ただし、クァバルナは前衛を狙う確率が高いようだ。

本体の2回行動に加え、左右の翼も独自に行動する。
攻撃はせずサポート専門で、スクルト、マジックバリア、ラリホーマ、マホトーン、マホキテ、HPパサー、MPパサーなどを使う。

だが、真に恐ろしいのは翼が外れた後だ。
物理攻撃主体に切り替えるが、痛恨は425ダメージ、ばくれつけんも一撃必殺級の威力だ。
そして天魔旋風脚は全体に80と1回休みの効果。
2連発されて全員が止まろうものならおしまいだ。
ひかりのはどう、いてつくはどうも持つ。

DQ10-65

この謎ポーズである。


ここで久々の敗北を味わった。
天魔旋風脚は飛んでいる時には使わないので、2度目の挑戦では翼を狙わず本体に攻撃を集中した。
が、一定時間が過ぎるとクァバルナ自ら翼を捨てる。

ならばとキラキラポーンを使い、ラグアスだけでも1回休みを防ぐ。
フウラとともに全力で戦線を維持し、スピカのメラミで地道に削る。
ひかりのはどうを誘発するため、ヒューザのやいばくだきも毎回入れたい。
頭のいいボスならば、無意味なところで使わないだろう。

そして、温存していた世界樹の葉を大量投入。
福引で揃えておいて助かったが、17枚持っているうち13枚も使った。後で補充したい。

体感で40ターンくらい戦ったような気がする。
かなり苦戦したが、2度目の挑戦で勝利した。


この1戦に的を絞って対策するなら、他にも取れる方法はいろいろある。
まず、アイギスの守りを使ったラグアスを先頭に置く。痛恨も80程度まで軽減できる。
ただし、並び順の入れ替えは途中で。
翼が使うマホトーンへの対策だ。ヒューザに対しては無意味。

ラグアスの負担を減らすため、フウラにもキラキラポーンを覚えさせる。
ヒューザも両手剣より盾装備の方がいい。会心ガードを使えば役立つ。
攻撃面でも、事前にフウラのテンションをMAX近くまで上げておいて
序盤で暴走ドルマドンを連打する手がある。

ちなみに今作のスクルトはあまり強くない。1段階で上がる守備力は20%のみ。
現在の戦力では、軽減できるのは10ダメージ程度だ。

このように様々な作戦を考えられるのが、最序盤と現在の大きな違いだ。
目安としてはLv40となるだろうが、Lv35でも勝てる方法はある。


水晶宮に帰ればエピソードクリア、金のキーエンブレムを入手した。

36:12
スピカ:Lv36 ヒューザ:Lv33 フウラ:Lv33 ダストン:Lv33 ラグアス:Lv37 マイユ:Lv32



[#14] 10/07

この旅が始まったウェナ諸島で、最後のキーエンブレムを手に入れる。
目的地はヴェリナード城だ。

DQ10-66

城のバルコニーからの景色は絶品。部屋の数が多いのも、この城の特徴だ。
町にはアクセサリー合成屋があるが、ここに至ってもアクセをほとんど持っていない。

この城には、魔法戦士の部隊がいる。規律の整った騎士団のようだ。
主人公も転職ができる。


女王ディオーレは、息子のオーディス王子と仲がよくないらしい。
この親子が今回の話の中心となる。
ジュレットの町のエピソードとの関係は薄いが、遺跡で聞いた女王の歌については思い出しておきたい。
その時会ったキンナー調査員とも再会する。今回は少し出番があるだけだが。

オーディス王子とともに、禁断の地、永遠の地下迷宮、そして時間が止まったまま封印された昔の王女の謎を解いていく。
「威張り散らさないのは好感が持てるが、頼りない気もする」とは、ヒューザからの王子評。
彼は戦闘もできる。Lv37で、はやぶさ斬りを得意とする。バイキルトやピオリムも使う。

しかし、同行している占い師のキャスランがどうもあやしい。
占いの際の変なダンスで、あやしさ倍増だ。
あと、なぜか犬に嫌われている。


王女の封印を維持するのは、永遠の水という時間を止める水だ。
これを抜くには、刹那の歌が必要となる。
ヴェリナード王家に伝わる歌のひとつだが、女王によると1000年の間禁じられた歌らしい。

王家の歌を習得するため、詩歌の遺跡に行く。
番人もいる立派な試練だ。石碑を甲羅に乗っけた、大きなぐんたいガニである。
詩歌の守り手:歌を見守り、育む者なり
邪悪さは感じず、威厳に満ちたボイスだ。

スクルトと零の洗礼に加え、190ダメージの痛恨を使う。
とはいえ1回行動なので恐れることはない。これで経験値5000は多すぎる。
見た目通り硬いため、攻撃は呪文で。


終盤に入り、仲間達のスキル配分も考え直してみた。
今作では、移動中ならいつでもスキルリセットができる。

呪文シフトで行くなら、ヒューザは片手剣+盾を装備するといい。
だがスキルはクールに重点を置く。真・やいばくだきが欲しいが、一直線に取りに行ってもLv35が必要だ。
マイユは武器をツメに変更。攻撃補助役として見るなら、ゴールドフィンガーがあれば役立つと判断した。
戦闘での役割同様、ダストンは方針が定まらない。

後衛はそれほど悩むこともない。マイユは風乗りで特技を揃える。
そして、ラグアスは盾スキル全部、マジックアロー、キラキラポーンを取って、残りをロイヤルに回す。

DQ10-67

本来は取ったパネルに隣接するスキルしか習得できないが、リセットを駆使すれば飛び地習得もできる。
欲しいスキルが散らばっているラグアスに限らず、このようなスキルの取り方も考えたい。


ここらで話を戻そう。
永遠の地下迷宮に戻ってきたが、オーディス王子が歌っても何も起きない。
そういえば、ヴェリナード王家は300年前のラーディス王を最後に女王しかいない。
まさか、この歌も王家の女性が歌わないと効果が無いのか?

ここでキャスランが本性を現し、オーディスを永遠の水に突き落とす。
迷宮の最深部に封印された魔物・バサグランデを復活させることを目的に、王子に取り入った悪党だ。
後半のエピソードは大体このパターンばかり。ちょっと飽きてきた。

現れた女王によって、王子は助けられる。
同時に、ずっと封印されていた昔の王女も。ラーディス王の娘で、名をセーリアという。


スピカ達がやるべきは、バサグランデを討伐する。
永遠の地下迷宮の後半部は、ワープポイントがある回廊。ここで仕掛けらしい仕掛けが出てきた。
ワープ先にはランダム性があるようだ。
宝箱は全部回収しておきたい。スキルアップパネル・金がある。

ここには、レーンの村周辺で会ったゴルバやガルバを久々に見かける。
あの時は3桁ダメージで一撃されたものだが、今なら勝てる自信がある。
この終盤で出くわしたというだけで印象深い。


DQ10-68

ディオーレとセーリアの2人による封印の歌で、バサグランデを弱体化する。
ここからは、スピカ達とオーディスの仕事だ。

バサグランデは、闇のいなずまを高い頻度で使用する。
全体に70ダメージと、麻痺に1回休みの効果がつく。
追加効果が出る確率は高くないが、安全を期してキラキラポーンを使ってもいい。
おたけびの1回休みも防げる。こちらはさらに成功率低いからあまり気にならないが。
攻撃力は推定270、ダメージにして100前後を想定しよう。

DQ10-69

3人止まってマズい盤面に。ラグアスの必殺技・癒しの調べで立て直す。

なかなかの強敵だったが、クァバルナほどではない。
ここは一度の挑戦で勝利した。


しかし、エセ占い師のキャスランには逃げられる。今後出番があるのか?

DQ10-70

城に戻り、女王ディオーレから銀のキーエンブレムを授与される。
セーリアも城に住むこととなった。オーディス王子との関係に、噂話が早速広まる。
昔とは料理の質も違うらしく、いろんな料理をおいしく食べているらしい。

女王の歌で始まり、女王の歌で終わるヴェリナード城のエピソードだった。

38:12
スピカ:Lv37 ヒューザ:Lv34 フウラ:Lv34 ダストン:Lv34 ラグアス:Lv38 マイユ:Lv34



[#15] 10/08

ついに10個のキーエンブレムが揃った。
グレン城下町に戻ってくると、フィーフィも破邪船術を習得したところ。
天才を自称するだけあり、彼女の破邪船ならネルゲルの待つ冥王の心臓にも乗り込める。

ちなみに6個目以降のキーエンブレムを入手した後、フィーフィを訪ねると毎回イベントがあるようだ。
気付いたのは9個目を手に入れた後だった。もっと早く気付けばよかったね。

早速、ランドン山脈から突入しよう。エルジュも登場する。

DQ10-71

DQ10-72

DQ10-73

神殿に入ると、ウェディのスピカが登場。
ここも選んだ種族によって、内容が変わるイベントだろう。


ネルゲルの本拠地は、かつての神殿レイダメテス。
開けた宝箱はそのままになっている。
逆に言えば、以前取り逃した場合の救済措置でもある。

ところが、遅まきながらミミックが初登場。最初の宝箱がそれだった。
痛恨を使うがダストンが回避してくれて、問題なく退治。
経験値を5827もくれる。後半のエピソードボスより多いではないか。
以降は宝箱に「みやぶる」を使う。盗賊で習得するが、他職でも使える特技だ。
しかし、他にミミックはいなかった。

神殿に入ると、マポレーナとベホマスライムの集団がお出迎え。
新顔は黒いギズモの「ましょうぐも」。
また図体のでかいギガンテスやトロルが通路をふさいでいるが、後者は釣り出せば回避可能。

ラストダンジョンにしては道のりは短く、20分ほどで踏破できる。
しかし途中にショートカットは無いようだ。
四の島まで来れば、あとは一本道。


DQ10-74

もはや改めて書くこともない。冥王ネルゲルとの決戦の幕が上がる。

2回行動で、序盤は通常攻撃とあやしいひとみを使う。
攻撃力は370前後。やいばくだきを1回入れれば100ダメージまで軽減でき、2発しのげる。
余裕があればスクルトも入れよう。
こちらからの攻撃は、いつも通りの呪文シフトでOK。

3000ダメージほど与えると、ネルゲルはベリアルとアークデーモンを召喚。
この2体を倒すまで、攻撃の対象にできない。
ネルゲルも攻撃はせず、ベホイミとベホイムを使うのみ。

もちろん2体ともイオナズンを使うが、ベリアルはそれに加えジゴスパークを新たに習得。
DQ9と同じく、全体に70ダメージだ。

後半はネルゲルが前線に戻る。
冥王の大鎌は通常攻撃に1回休みを追加、魔瘴弾は全体に100。
そして怒り状態になると冥界の門を使用。全体に150の強烈な攻撃だ。
これに通常攻撃を続けられるとマズいが、パターン上いてつくはどうが次に来るらしい。

ここまで来た実力があれば、十分に勝てる相手だ。


DQ10-75

出ました、「ぐぬををを」
いたスト30thで言っていたので、原作でも言うと予想していた。
DQ9が初出で、新たな断末魔の定番になるかと思ったが……まだ定着したというには早い。

だがラスボスだけあり、1戦では終わらない。
大いなる闇の根源に身を捧げ、冥獣王ネルゲルに変身する。
せっかくのビジュアル系の見かけが台無しだ。


これがver.1のラストバトルだ。
天魔クァバルナと同様、左右の腕も本体とは別に攻撃対象になる。
しかし腕は独自には行動せず、ネルゲルの行動として扱われる。行動回数は2回だ。
右腕は物理攻撃を、左腕は呪文を完全ガードするシールドを張る。

しかし何よりも警戒すべきは呪文でも特技でもなく、攻撃力の高さにある。

DQ10-76

ものの見事に一撃でノックアウト。推定で攻撃力640ってところだ。
さらに、370ダメージの痛恨もある。
流星群は全体に120、いてつくはどうも使う。

通常攻撃ひとつで倒されるのでは、防戦一方になりかねない。
1ターンで攻撃×2が飛んできて2人倒され、あとは全滅一直線に。


そりゃもちろん一番の敗因はレベル不足だろう。
ここまで来てLv35~38は、間違いなく一般的なプレイヤーの平均を大きく下回っている。
DQ11と違って鍛冶で装備を作るのにもレベルが要求されるため、低レベル攻略はさらに難しい。

だが、レベル上げして勝つのは誰にでもできる。戦略を考えよう。


何を置いても、まずは通常攻撃への対策だ。
装備できる仲間には盾を持たせ、盾ガードを期待する。
多少の守備力より回避率が欲しいが、身かわしの服セットでは2%しか上がらない。
打ち直しても回避率は強化できない。迷った末に今回は起用せず。

そしてもうひとつ、聖女の守りを使う。一撃で倒される威力の通常攻撃は、これと盾ガードで防ぐ。
フウラが覚える聖女の風で、全体がけも可能。
攻撃役がスピカだけになるが仕方ない。これほどの戦力差をひっくり返すには、防御を重視するのがセオリーだ。
相手が強い時ほど防御が重要、DQ11で学んだ兵法である。

スキル配分も変更する。フウラの聖女の風と、ラグアスの聖女の守りが必須。
さらにフウラには夢幻の風を習得させた。ベホマラーとスクルトを併せ持つ回復技だ。
ヒューザは真・やいばくだきを習得。敵の攻撃力を2段階下がれば、冥獣王ネルゲルの攻撃もしのげる。
だが、最短ルートでもSPが80も要求される。
さらにビッグシールドも欲しかったが、Lv36に達しないと両立できない。

それから料理も使おう。理想を言えば、HP+20と盾ガード率+5%のタンクハンバーグがベスト。
しかし、材料の入手が難しい。しもふりミートはどこかで入手しており、ピリからペッパーは魚釣りで入手できる。
問題はびっくりトマト。バザーでしか入手できないらしい。
オンライン版でも貴重かつ需要の高い食材だという。
結局これは入手できず、盾ガード率+4%のグランドタイタス丼で妥協した。


対策は以上、これで再戦を挑む。
連戦の途中で自動回復は無いため、1戦目を終える前にMPを回復したい。

聖女の守りで一撃必殺級の通常攻撃をしのぐ狙いは見事に的中。
集中攻撃や「単体⇒全体攻撃」はあるが、それでも倒される頻度が大幅に下がった。

ヒューザが世界樹の葉を使わないと回復が追いつかない盤面があることと、消費MPが難点。
聖女の風はMP32で、MPの高いフウラでも重い。
世界樹の葉を10枚、賢者の聖水は15個ほど欲しい。
冥獣王ネルゲルは状態異常を使わないため、キラキラポーンは必要ない。

また、打撃完全ガードを使われると真・やいばくだきも通らない。
ヒューザの手が空きがちなので、アイテム係を任せた。
本当はそこでビッグシールドを使って、さらに防御を固めたいところなんだが。

攻撃面の作戦は、まず左腕を落として呪文完全ガードを封じる。
両腕ともに落とすと、発狂してドルマドンなどの最上級呪文を連発し出すらしい。
なので右腕は残し、本体にメラミを連射する。
前述の通り攻撃役はスピカのみ。防御を重視し、少しずつ削る。

いてつくはどうの頻度は低いので、ミラクルゾーンを使う隙も。
暴走込みならメラミで550ダメージ、運が良ければ1ターンで2発撃てる。

考え抜いた対策は実を結び、全員Lv40未満でのネルゲル討伐を達成。
大きな戦力差をひっくり返すことこそ、RPGの醍醐味である。


スタッフロールのBGMは、五大陸の曲のメドレーで始まる。
楽しいプクランド大陸と、出発点で思い入れのあるウェナ諸島の曲が好きだ。
勇壮なオーグリード大陸のBGMもいい。
そして後半の曲は、いたスト30thで試合終了のテーマとして使われた。


ラスボスにも関わらず、ネルゲルからは12500の経験値と10000Gがもらえる。
そう、物語はまだ続きがある。
これはver.1のエンディングであり、来年配信されるver.2への序章なのだ。
レンダーシア大陸の魔瘴が落ち着き、あとはグランドタイタス号の修理を待つばかり。
そこで待つだろう勇者との出会いが、新たな物語の始まりとなるだろう。

それまでさらに自らを鍛えるのが、スピカ達の当面の目標となる。

DQ10-77

DQ10-78

DQ10-79

DQ10-80



TO BE CONTINUED...


2022.10.08 20:52

プレイ時間 41:52
エンカウント 161回
全滅 8回

スピカ:Lv39 ヒューザ:Lv36 フウラ:Lv36 ダストン:Lv36 ラグアス:Lv39 マイユ:Lv36


これにて、物語は一区切り。

旅の最初は一体どうなるかと思ったが、序盤さえ乗り切れば順調に勝ち進んでこれた。
編成や戦術の面で、少し突き詰めきれていないところもある。
何度もスキル方針を変更したのもいいことではないが、1周目である以上仕方ないか。
が、これだけ低レベルで来られれば十分な戦果だろう。

ストーリーはまずまず。プクランド大陸のエピソードは2本とも名作だった。
しかし、後半はスパイが紛れ込んでいたパターンばかりだったのは頂けない。
あとはもう少し仲間会話が充実していれば、もっとよかったが。

ボス戦のあるクエストや、まだ行っていないダンジョンの数々、
それにコインを入手すると戦えるコインボスなど、まだやり込み要素はたくさんある。
しかし、やり過ぎてver.2がぬるくなるのを防ぐため、今は手を付けない。
おそらくver.2になってからでもプレイできるだろう。
さらに強くなるだろう敵に、平均Lv37の自パーティが太刀打ちできるかを心配するべきな気もするが……。


[Ver.2]


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